数学研究のPage
研究テーマについて
大学時代にGroebner基底の非可換多項式環 R=k(a)<x,y>/(yx-axy)への応用とアルゴリズムについて研究しました。
左Groebner基底アルゴリズムを用いた計算実験のデータから、Rの元、f,g に対し、
RfとRgの共通部分が(lexicographic orderに関して??)高々2元で生成されるのではないかという予想をたて、
生成元について研究中しました。
Rをより一般的なsolvable typeの非可換多項式環(Groebner基底アルゴリズムが応用出来る環)に拡張し、
どういう現象が起こるか、Rでの左素イデアルや左準素イデアルをどのように定義すれば可換の場合と同様の議論が出来るか、
そしてRの左イデアル準素分解アルゴリズムが構成出来ればと考えていましたが、これらの予想や構成法は未だ未解決です。
大学時代の研究の延長上ついて
D1セミナー(神戸大学)について
4年生セミナー(広島大学)について
指導教官の木村俊一先生のご指導のもとで、
David Cox, John Little, Donal O'Shea 著
Ideals, Varieties, and Algorithms
という本を読み進めました。内容は代数幾何学で、コンピューターを活用するというところが特徴です。
- 7月6日セミナー配布資料(dvi file)
- 卒業論文の概要
- 卒業論文(ダウンロード)
(DVI形式)
(PDF形式)
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現在TeXのソースファイルを探しています。
見つかり次第、コンパイルし直します。
参考までに、目次のページは、 卒業論文の概要、の目次でGIFイメージとして見ることが出来ます。
M1セミナー(広島大学)について
M2セミナー(広島大学)について
修士論文について
コンピューターセミナー(広島大学)について
広島大学在学時に、指導教官の木村俊一先生のご指導のもとで、 Mathematicaを使ってプログラミングを行いました。 以下に、プログラムの成果を載せています。
注:
一部、Ver.4.0ではエラーが出力されるものがあります。 その場合は、以下の新しい関数「MonomialList」を定義して下さい。
MonomialList[aiueo_] := Module[{sasisuseso, full},
kakikukeko = Expand[aiueo] + sasisuseso;
full = FullForm[kakikukeko];
DeleteCases[Table[full[[1]][[iii]],
{iii, 1, Length[full[[1]]]}],sasisuseso]]
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